FOOD

Asako Iwama

1.15.2022 15:00 - 20:30

これまでLavender Opener Chair/灯明は, ギャラリー兼食堂として12回の展覧会を企画してきました. 2022年の最初となる13回目の企画は, 普段はギャラリーとして展覧会を行っているスペースを使用して, 食堂機能である灯明を拡張します. 料理の内容も, 普段の灯明ではなく, 灯明によるキュレーションというかたちで, 約1ヶ月間に渡って4名のゲストアーティストをお招きし, 毎週末各アーティストによる特別メニューを提供致します. 第1週目を担当して頂くのは, 岩間朝子さんです. 今回の企画のために特別にレシピを作って頂いたスリランカスタイルのカレーをご用意して皆様のお越しをお待ちしております.

Asako Iwama

岩間朝子 | ASAKO Iwama

東京生まれ。ベルリンと東京をベースに活動。料理人としてのバックグラウンドをもつ岩間は、食べるという行為の社会的側面について共に考えるための実験的なワークショップやフィールド・トリップなどを行ってきた。最近の活動では、自然の諸要素と、身体の物質性あるいは主観性との関係の歴史的、技術的な変容を、型を取る、写す、採取するといった身体的関与を取り入れた制作を通じて考察を試みている。

Studio Olafur Eliasson(ベルリン)併設の食堂 The Kitchen の立ち上げ・運営にコックとして携わり(2005-15)、『TYT vol.5 The Kitchen』(2013)を共同編集。Jan Van Eyck Academy(オランダ、マーストリヒト)にて滞在制作(2019-20)。近年参加した主な展覧会に、建築・デザイン イスタンブールビエンナーレ 5「Hands Correspondence」(2021)、ヨコハマトリエンナーレ 2020「AFTERGLOW」(2020)、「もつれるものたち」東京都現代美術館(2020)、「フードスケープ 私たちは食べものでできている」アーツ前橋(2017)、「techne, n.:」Den Frie Museum(コペンハーゲン、2014)、 「incorporation」Haus der Kulturen Der Welt(ベルリン、2012)、「Europe Power of N」Museum of Contemporary Art Leipzig(ライプツィヒ、2011)など。